教育課程
平成27年度教育課程の変更点

平成27年度より教育課程が大きく変わります。

 


特徴1 セメスター制の導入
 セメスター制とは、1年毎の学年の終わりではなく半期(前期・後期)ごとに単位を認定する制度です。多くの高校では学年の変わり目に新たな科目がスタートしますが、旭川西高校では2年生前期の時点で高校卒業に必要な必履修科目の多くを修了させ、2年生後期からはそれぞれの進路に合わせた科目を選択し、本格的に大学受験など進路目標の実現に向けた準備に入ることが可能となります。普通科では多様な進路に対応できるよう、様々な選択科目を設置しています。理数科では、普通科と比べ、より深くサイエンスを学びます。

 


特徴2 学校設定教科「探究」の実施
 新たに普通科・理数科共通の学校設定教科「探究」を通して、自ら課題を設定し、問題解決を図るスキルを身につけます。1年次の「探究基礎」は、科学史を題材に探究活動の手法やその基礎的なスキルを身につけることを目的に実施します。先人たちはどのようにして歴史的な発見・発明へとたどり着いたのか。その道程や論理的試行をアクティブラーニングの手法を通して探っていきます。そして、2年次で実施する「課題探究」においては、様々な分野の中から自らテーマを設定し研究に取組、その成果をプレゼンテーションします。これまでSSHを中心的に行っているのは理数科の生徒でしたが、「探究」の時間を通して、普通科の生徒もSSHを活用した課題研究や科学系部活動での研究に取り組むことが可能となります。

 


特徴3 SSH3期目の研究開発に取り組みます
 旭川西高校は、SSHにおける多くの成果とこれまでに培った理数教育のカリキュラムをもとにして、さらに未来を担う科学技術人材の育成を目指すとともに、地域の小中学生の科学の芽を育てるために、3期目のSSHの事業を展開します。3期目においては普通科でもSSH事業を実施していく計画です。