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SSH (スーパーサイエンス ハイスクール)

【1年理数科 SS探究Ⅰ】地域巡検Ⅲ 旭山動物園

 行動展示のパイオニアとして世界的にも有名な旭山動物園。動物が本来持っている能力や習性(走る、飛ぶ、泳ぐ、捕食するなどの動き)を最大限に引き出し、観客にありのままの姿や迫力を体感してもらうための展示方法を実現し、動物園にイノベーションを起こしました。

 動物園のバックヤードを見たり、じっくり一つの動物を観察したり、有名な坂東統括園長や本校の卒業生でもある佐賀先生のお話と案内をいただきました。

 (巡検の目的)

(1) 行動観察を通して、様々な行動の意味を考える。

(2)「飼育舎のバックヤード」を見学して、動物の行動と飼育の関係について考える。

(3) 北海道の生態系および生物多様性の意味について考える。

(4) サル類の行動観察を通してデータを収集する方法やそれを分析し考察する力を養う。

(5)  課題の発見や仮説の想像、観察とデータの活用、実証、そして行動、改善といった、創造的な取組を体感する。

【しおり】地域巡検Ⅲのしおり2025.pdf  (LINK)

【講 師】

  板東  元 氏(旭山動物園 統括園長)

       佐賀 真一 氏(旭山動物園 飼育展示係 教育担当 学芸員  旭川西高OB)

 そして、なにより、旭山の動物は活き活き生活しています。人も自然の中の一つ、動物とヒトはひとつながりであることを実感できました。

1年次生は、課題発見プログラムにより、自身の課題を定め、探究に挑んでいきます。

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【1年次 探究基礎】『課題を見出す力』

(目的)

 北海道や旭川市・近隣地域で活躍する方々から、プレゼンテーションによる事業説明・問題提起・課題解決実例・質疑応答などにより、旭川近隣の魅力や課題、課題解決に関わる取り組みを学び、「個人研究のデザインシート作成」に向けた探究テーマ設定、2年次からの探究活動(地域企業とともに活動を行い地域での実証まで行う活動)へと繋げます。

 身近な課題解決に創造的に取り組む大人達の話を直接聞くことで、未来に飛び出す外への意識を高め、「新たな課題を見出す力」や「視点の変化」、「社会との繋がりを意識した課題発見」を促し、課題解決力を育てるきっかけとしてください。未来は皆さんの手の中にあります。
 分野は、サイエンス、保健衛生、学校教育、社会・政治、地域振興、Z世代・ジェネギャ等、多彩で専門的です。

(ご協力いただいた皆様)

○鷹栖町役場 まちづくり推進課(大内様)
○キッコーニホン 醤油醸造業(深作様)
○市役所・地場産センター(白木様)
○昭和木材(高橋様)
○旭川ガス(橋口様)

○旭川計量器株式会社兼旭川ラグビー協会(茶木様)
○株式会社きしだ スタジオBACU(松倉様)
○プルデンシャル生命保険 株式会社(齋藤様)
○株式会社でこぼこ(斉藤様)
○大雪かみかわヌクモ(松井様)

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【放送部】NHK杯全国高校放送コンテスト研究発表 全国1位

本校放送部の3名が第72回NHK杯全国放送コンテストの放送研究発表で、全国一位にあたる代表校に選ばれ、NHKホールで代表発表を行いました。「風ニモ負ケズ」と題した研究テーマは、録音時の風のノイズ。撮影において安価にノイズを取り除く方法を、41通り試行錯誤して開発。音声の計測から実験環境の工夫改善、得られた数値やデータの分析から、高価な機材同様の効果が得られる素材の組み合わせを発見し発表しました。2年次での探究の経験も活かし、研究方法を工夫しての見事な受賞でした。

(NHKホール)

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【2年次】道外大学視察研修報告ポスター

大学視察研修に参加した生徒の皆さんが7チームに分かれ、学んだ内容について、今回はあえて手書きでレポートポスターを作成しました。皆さんの未来の学究的な学びが、人類の課題を解決し、一人ひとりの幸福を支えていきます。愉しい探究は益々進みます。

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【2年次】道外大学訪問研修

(1)専門の研究機関で、最先端の研究を体験することで、より自然科学への興味・関心を高め、探究する力を向上させる。
(2) 研究者や大学院生等との関わりから、対話する力や研究倫理の精神を養う。
(3) 道外に出向くことにより、未知の事柄を探究する姿勢を養い、広い視野を持たせることで、自律して活動する心を育てる。
を狙いとして、2年次生の未来の研究者たちが2泊3日で、筑波大学、国立科学博物館、国土地理院、JAXA等で研修を行いました。本物を客観的に体験することで新しい視点が育ったのではないでしょうか。これからも先端科学技術について調べ、自ら未来を開拓できる研究者を目指してください。

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