西高日誌

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令和6年度 命の大切さを学ぶ教室

6月13日(木)、北海道交通事故被害者の会の「前田 敏章」氏をお招きし、命の大切さを学ぶ教室を実施しました。例年は自転車の乗り方を中心に、交通安全教室を実施していましたが、近年の交通事故はじめ、高校生が巻き込まれる大きな事件も起きており、生徒に命の尊さを考えてもらいたいという目的で実施しました。

前田氏は、1995年に最愛の長女を痛ましい交通事故で亡くされ、その瞬間から未来だけでなく、これまでの過去をも振り返ることができなくなり、楽しく暮らして来た生活を全て失った状況になり、それは今でも何も変わらず続いていると話をされました。そこから、被害に遭った長女のためにも自分にできることを探し、この犠牲を絶対に無駄にしないためにも、日本の交通事故被害を0にすることを目標にして生きてこられています。これを機に生徒も、「何にも変えられない命の重みを深く受け止め、絶対に加害者にならない、そうすることで被害者も生み出さないことになる。」と、謝辞の中で中野氏に伝えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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