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【理数科1年次】地域巡検「嵐山」(SS研究Ⅰ)

 

◎ 理数科の1年生が、次のことを目的に嵐山で地域巡検を行いました。
(1)フィールドワーク(植物観察を中心とした自然観察)の手法を経験する。
(2)地域の自然を見つめ直すことにより、旭川市周辺の自然環境を理解するとともに、環境問題について考える。
(3)グループで意見を交流することで知見や理解を深め、レポートにまとめる。
(4)課題研究のテーマ設定を行う上での参考とし、自らが研究(探究)を行うイメージを持つ。

 参考→ 【嵐山巡検のしおり】2025 (PDF)

◎嵐山について

旭川市の中心部から西へ約5kmほどにある山岳丘陵地の「嵐山」は、明治期に開拓使が京都の嵐山に似ていることから名付けたとされていて「嵐山と嵐山からの眺望」は旭川八景にも選定されています。

嵐山内の「北邦野草園」は、都市近郊にありながらも原生の森が残る貴重な場所です。ハイキングコースや嵐山公園センターの設置などといった公園機能もあり、旭川全市を一望できる頂上の展望台まで散策ができるます。また、嵐山は「チ・ノミ・シリ(われら・いのる・山)」として上川アイヌの人たちの聖地とされてきました。公園内の「アイヌ文化の森 伝承のコタン」は、アイヌの伝統的な住居であるチセを復元展示し、コタン(アイヌ語で集落)を再現、社会教育施設として開園しています。

  参考 → 嵐山マップ (LINK)